実家
最近ちょっと気になることがあるんです。
それは、生まれ育った家の間取りや内装が、家づくりにどう影響するのかということ。傾向として、似た家になるのか、それとも逆なのか。皆さんどうですか?
我が家の場合は完全に後者。見事なまでに真逆です。
建築中の新居は、大手ハウスメーカーで建てる軽量鉄骨のプレハブ住宅。内装は基本的にシンプルで装飾は控えめ。最低限の広さ。
一方の実家は、建築家に依頼して建てた、木をふんだんに使った純和風の家。天井も建具も造作てんこ盛り。無駄に広い。
こんな家です(玄関の吹き抜け)。
こだわりの詰まった家だというのは分かります。というか分かるようになりました。自分で家づくりを体験したことで。
でも、だからといって、こういう家を建てたいかというと、そうでもないんですよね。客観的に見て、すごいと思っても心が動かないというか。
単純に好みの問題なのかもしれませんが、やはり見慣れているというのが大きい気がします。逆に無機質な感じの家で育ったなら、こういう家に憧れたんじゃないかなと。
ちなみにこの家、予算だけ伝えて中身は完全にお任せだったらしいです。間取りすらノータッチ。家づくりの方法としてはある意味究極ですよね。
もし、将来もう一度家を建てる機会があるのなら、そんな男気溢れる家づくりも楽しそうだなと思います。めっちゃ怖いけど。