xevo Eで平屋を建てるブログ

ダイワハウスのxevo E(ジーヴォ・イー)で平屋を建てました。2017年2月竣工。

WEB内覧会 - リビング・ダイニング

内覧会もいよいよ大詰め。リビングとダイニングでございます。

家が3割増しで素敵に見える魔法の曲をご用意いたしましたので、ぜひこちらをBGMにご覧ください。


TAKUMI 匠 ピアノ 松谷 卓 「大改造!劇的ビフォーアフター」挿入曲

まずは間取りから。

我が家のリビングとダイニングは、ともに8畳の正方形。この二つを、ちょうど1間(2マス)ずらして配置しています。

このズレが絶妙でして、リビングとダイニングを分離し、ほど良いこもり感をつくりつつ、キッチン&テラス方向への奥行きも確保されていて、L字型とI字型のLDK、それぞれのいいとこどりをしたような形となっております。

大きな特徴であるテラスと深い軒。ここは6畳の広さです。

このテラス、明確な利用目的はありません。室内と庭をゆるやかに繋ぐためだけの空間。無駄という名の大いなる贅沢でございます。一か所くらいは、こういう場所があってもいいですよね。

反射光を室内に取り込むため、タイルと外壁は明るい色に。これだけ軒が深いと直射日光はほとんど室内まで届きませんが、それでも十分な明るさが確保されています。

リビングの北側はエコカラット(グラナスライン)、コーニス照明、マスターウォール(BASS AV BOARD)のトリプルコンボ。

ここぞとばかりに詰め込みました。

グラナスラインは照明を当てた時に出る陰影が本当に美しいので、採用するなら照明との組み合わせがオススメです。というかもう必須レベル。

実は、ダイワハウスの当初の提案は、この上を勾配天井とするものだったのですが、「水平垂直だけで空間を構成したい」という、私の謎のコダワリによって却下となりました。今にして思えば、せっかくの平屋なのでちょっと勿体なかった気もします。

こちらは西側。

三連のスリット窓がアクセントです。

さんざん悩んだウィンドウトリートメントは、当初の予定通りロールスクリーンの枠内付け(すべて逆巻き)となりました。スッキリしていて見た目的には満足しているんですが、縦横比が極端なので巻きズレが発生しやすく、さらには操作時にオペレーターに干渉するなど使い勝手は今ひとつ。

理想を言えば、何も付けずに使うのが正解だった気がします。こういう窓って、そもそもリビングには不向きなのかもしれないです。

そしてこちらが南側。

ソファは無印良品のワイドアームソファ(3シーター、ダウンフェザーポケットコイル)で、カバーは麻綿平織の生成。

ラグも同じく無印で、綿混高密度ループパイルラグ(ベージュ、200 x 240)です。我が家の内装の9割は、マスターウォールと無印良品とideacoで成り立っております。

ソファとラグを明るい色にしたのは、部屋の印象を軽くするためです。床が暗いので、重厚感が出過ぎないよう、色のバランスにはかなり気を使いました。

リビングを出て、こちらがダイニング。

少し分かりにくいかもしれませんが、同じデザインで色違いのドアを向かい合わせに配置しています。自分の中では冒険だったんですが、違和感なく仕上がってくれました。

ダイニングは、テーブル、チェア、ベンチとマスターウォールづくし。壁に絵を飾るつもりで補強を入れてもらっていたんですが、ウォールナットの木目があまりに美しいので、邪魔をしないよう、そのままにすることにしました。

無くてもいいものは無い方がいいのです。インテリアのキモは引き算だと思います。

採用して良かったと思うもののひとつにベンチがあります。どこに座るのも、どんな向きで座るのも、何人で座るのも自由。なんかこう、つい座りたくなってしまうような魅力があるんです。

以前、東大の堀繁先生が講演で「まちづくりにおけるベンチの重要性」を説いてらっしゃったんですが、その意味が分かったような気がします。

ここに座って眺める庭が好きです。3枚建の掃き出し窓は、中央に窓枠が無いので景観を邪魔しません。

以上、我が家のリビングとダイニングでございました。

子供部屋など、まだ記事にしていない場所もありますが、たいした特徴もないので、各部屋の紹介はこのくらいにして、次回は照明の話をしたいと思います。

ではまたー