xevo Eで平屋を建てるブログ

ダイワハウスのxevo E(ジーヴォ・イー)で平屋を建てました。2017年2月竣工。

家を撮る

どうも。britsです。

玄関の内覧会をお届けする予定でしたが、内容を急きょ変更して写真とカメラの話を書こうと思います。

きっかけは、いつも楽しく読ませて頂いている、おろし (id:oroshinoie)さんのブログ。

oroshinoie.hatenablog.com

先日の内覧会の記事で「写真がうまく撮れねえぞゴルァぁぁ」と嘆いてらっしゃったので(多少脚色アリ)、微力ながら力になれないかなということで、普段使用している機材や心がけていることを、まとめてみました。

ブログを書いているかどうかに関わらず、家を新築したら、その様子をきれいな写真で残したいというのは、誰しも思うところ。少しでも参考になればうれしいです。

自分のスペック

最初に自分のスペックをさらしておきますと、カメラ歴は8年くらい。新婚旅行をきっかけに一眼レフを購入し、その後は子供撮りをメインに写真を楽しんでいる、ただの素人です。仕事で簡単なブツ撮りをすることもありますが、きちんと習ったことはないので、ほとんど我流。そんなわけで、内容にはおかしな点もあるかもしれません。参考程度にお読みいただければ幸いです。

では、使用機材の紹介からスタートです。

α6000

www.sony.jp

使用しているカメラはα6000。ソニーのレンズ交換式カメラで、いわゆるミラーレス一眼というやつです。3年ほど前に買ったもので、今ではα6300やα6500という新しい上位機種も販売されています。

6000のいいところは、なんといってもコスパです。実売価格は6500の半額以下。上位機種と比べれば、多少見劣りするところもありますが、基本性能はさほど変わりません。特別なこだわりがないのなら、ほとんどの方は6000で満足できると思います。

このカメラ、オートフォーカスがとにかく優秀で、ミラーレスの弱点と言われてきた合焦速度が劇的に改善されています。像面位相差という技術なんですが、動き回る子供やペットも撮りやすいので、そういった用途にもおすすめです。

室内って暗かったり明暗差があったりするので、撮影環境としては難易度が高いんですよね。高感度性能やダイナミックレンジを考えると、このくらいのスペックのカメラは欲しいところです。

SEL1018

www.sony.jp

以前このブログでも取り上げたことのある超広角ズームレンズ。空間そのものを主役にして撮りたいときはコイツの出番です。

このレンズの特徴は広角端10mmという画角。狭い部屋を広く見せてくれる有り難いレンズです。さすがに10mmだと誇張されすぎて不自然なので、普段は12~13mm(35mm換算で18~20mm)くらいで使うことが多いです。

開放は若干甘め。本来はしっかり三脚を立てて絞って使うべきなんでしょうが、ズボラな性格なので手持ち解放で済ませてしまうことも多いです。でもまあ、それなりには撮れてしまいます。

SEL24F18Z

www.sony.jp

ドイツの老舗メーカー、カールツァイスブランドの単焦点標準レンズ。背景をぼかした雰囲気のある写真を撮りたいときや、家具なんかを大きく写したいときに使っています。

F1.8という明るさ、使い勝手のいい画角、最短撮影距離16cm、そしてなんといっても写りの良さ。隙の少ない超優等生レンズです。欠点といえば、手振れ補正が無いことくらいでしょうか。でも24mmなので、それほど気にはなりません。普段はメインとして、カメラに付けっぱなしにしています。

SEL50F18

www.sony.jp

こちらもすごく好きなレンズなんですが、室内での50mmは長すぎるので、このブログではあまり登場機会がありません。24mmでパースが効きすぎてしまうような時に、引っ張り出してきて使う感じです。

SEL50F18作例

以前記事にしたバルミューダのトースターは、このレンズで撮りました。

撮影時に心がけていること

ここからは撮影時のポイントです。

まず、正面からの撮影では、水平垂直をきちんと出すことが基本になります。撮りたいものの正面に立ってカメラを構え、壁や天井のラインが斜めにならないようにアングルを調整します。モニターにグリッドを表示させると、合わせやすくなるのでおすすめです。

この写真は一応意識して撮ってるんですが、よく見るとズレてますね。プロのようにキッチリ撮るのはなかなか難しいです。

ちょっとしたコツとして、フローリングの板目やタイルの目地を目安にすると位置を決めやすくなります。

逆に、正面以外から撮る時は、思い切って角度をつけるようにしています。中途半端に角度をつけると、だらしなく見えてしまうことがあります。

あとオススメなのが、前景を入れ込むことですね。空間を広く写そうと引いて撮ると、面白みのない絵になりがちなので、なるべく前景を入れて、奥行きを出すように心がけています。

利用できそうなものが近くにあったら、構図を調整して入れ込みます。入れるのは、ひじ掛けとか壁とか、なんでもオッケー。これだけで結構それっぽくなります。

これは逆のアプローチ。隣の部屋をわずかに入れて奥行きを出してみました。

被写体にガッツリ寄って、部分的に切り取るのも面白いです。

全体をきっちり写した写真はどうしても単調になりがち。素材感を強調するのにも効果的です。

そして、あとはやはり「いかにグッとくるポイントを多く見つけられるか」ということではないでしょうか。普段から「この時間帯、この角度から見るダイニングが一番かっこいい!」みたいなポイントを見つけておくと、撮影時に悩まずバシバシ撮れます。

こちらもいつも読ませて頂いている、まっく (id:glante29) さんのブログ記事。まさにこういうポイントです。

straysheep.hatenadiary.jp

普段生活している目線だと気づかないような素敵ポイントもあったりするので、高さを意識して探してみるといいかもです。

写真の管理

撮影した写真の管理にはGoogleフォトがおすすめです。

photos.google.com

容量無制限で保存ができますし、トリミングやフィルターなどの基本的な編集機能も揃っています。はてなブログには連携機能があるので、記事の作成画面から画像を貼り付けることもできますよ。

最後に

コメント欄で写真をほめて頂けることが多かったので、調子にのってこんな記事を書いてしまいましたが、いかがでしたでしょうか?

高い機材なんか買えねぇよ!という方は、コンデジでも三脚を使ってISO感度を最低(100とか200とか)に設定すれば、きれいに撮れると思います。フラッシュは下手に使うと不自然になるのでおすすめできません。

少しでも参考になればうれしいです。

では、また!